杉村太蔵　猪瀬直樹氏の“セクハラ騒動”「不愉快な映像」も「僕は違うんじゃないかと」私見語る

杉村太蔵
Photo By スポニチ

　元衆院議員でタレントの杉村太蔵（42）が19日放送のTBS「サンデージャポン」（日曜前9・54）に生出演。参院選比例代表に日本維新の会から出馬する元東京都知事の猪瀬直樹氏（75）が、街頭演説中に立候補予定の女性の肩や胸元付近を手で触れている動画がSNS上に拡散、セクハラ行為ではないかとの批判にツイッターで「軽率な面がありました」と釈明したことについて言及した。

　動画投稿サイト「YouTube」の維新公式チャンネルに投稿された動画によると、猪瀬氏は12日に東京のJR吉祥寺駅前で開いた街頭演説で、並んで立った東京選挙区に出馬する海老沢由紀氏を紹介する際、肩や胸元付近を複数回にわたって触れていた。海老沢氏はツイッターで「まったく気にしてませんでした。胸に当たっていない」と投稿。維新代表の松井一郎大阪市長は「見ている側の気分を害するようなことは慎むべきだ」と記者団に語った。

　杉村はこの件に関して「これ本当に難しい。僕の理解が間違っていたら訂正してほしいんですけど…」としながらも、「相手が嫌だなと思ったら、セクハラなんです。例えばですよ、プライベートなことで“彼氏いるの？”とか“結婚しないの？”と言うことも、相手が嫌だと思ったらセクハラだという体（てい）でいくとですよ、今回相手の方は全くセクハラと思ってないということをおっしゃっていると。周りが見てセクハラで、自分がやられたら嫌だなと思うかもしれないけど、これがセクハラなのかどうなのかどうなのかっていうのは、僕は違うんじゃないかなって気がするんですけど」と語った。

　MCの「爆笑問題」太田光が「瞬間だけの写真を見ると、いかにも触っているように見えるけれども」と話したものの、杉村は「極めて不愉快な映像であるのは間違いないんですけど、これセクハラの定義からすると、ちょっとどうなのかなという気がするんですけど」。太田が「これからは疑われることもやんないっていうことなのね」と続けると、杉村は「普通はね。普通はそんなもう近づかないですよ。近づかないっていうのは大げさだな。細心の注意があるじゃないですか」と話した。