笑福亭鶴瓶 税務職員の調査で信頼関係悪化を懸念「当たり前のように調べに行くなっちゅうんですよ」

[ 2022年6月12日 17:33 ]

落語家の笑福亭鶴瓶
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 落語家・笑福亭鶴瓶(70)が12日、ニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)に大阪からリモートで出演し、新型コロナウイルスの持続化給付金詐欺についてコメントした。

 給付金をめぐる詐欺は各地で頻発。東京国税局の税務職員が逮捕された事件は、税金のプロによる抜け穴を巧妙に使った犯罪と世間の批判を浴びた。鶴瓶は「親も泣いてますよ。国税局まで入れて」と、容疑者を強く批判した。

 一方で鶴瓶は「俺らの税金ごまかしているかどうか、めっちゃ調査しますからね」と話し、過去に税務職員に怒った経験を語った。確定申告で提出した領収書が本物かどうか、職員に調査されたそうで、「“何も(ズルを)しない”って言うてるのにも関わらず、そこの店まで行って、“ほんまにこの領収書はどうなのか?”と聞きに行ってるやついるんですよ。怒ったけど」と打ち明けた。

 税務署としては、正当に税金が納められているか調べる手段でもあるが、鶴瓶は信頼とイメージを大事にする芸能界に生きているだけに、「行っていいけども、俺の信用がなくなる」と困惑した。「絶対、間違いないんやから。そんなごまかし方なんかせえへんって。変な領収書もうてるとか、思うてる人がいるんでしょうけどね。“そこはおかしいやろ?”って言ったことありますよ」。潔白にも関わらず、職員の調査によって、店側との信頼関係が揺らぐことを懸念。「当たり前のように調べに行くなっちゅうんですよ」と、納得いかない様子だった。

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2022年6月12日のニュース