飯豊まりえ 人間の感情を色で見抜く超能力刑事に 日テレ7月スタート連ドラで主演

[ 2022年6月8日 05:00 ]

日本テレビ系連続ドラマ「オクトー」で主演を務める飯豊まりえと共演の浅香航大
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 女優の飯豊まりえ(24)が7月7日スタートの日本テレビ系ドラマ「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」(木曜後11・59)に主演する。人の感情が色で見えるという特殊な力で凶悪事件の真相に迫る刑事役。実在する心理学理論に基づいたオリジナル作品のサスペンスで、超能力によって難事件を解決していく。

 飯豊演じる主人公は中学生だった15年前、自宅に押し入った男に両親を殺害されて以降、目を合わせた相手の感情を色で見ることができるようになったという設定。普段、人と話す時は感情を見ないように視線をそらしているが、取調室では一変。容疑者や参考人らが抱える怒り、嫌悪、悲しみなどを見抜き、事件の動機を探っていく刑事課の巡査部長、心野朱梨(しんの・あかり)役だ。

 心野に見える感情の色は、米心理学者のロバート・プルチック氏が1980年に提唱した「感情の輪」に基づいて映像化される。「人間の感情は8つの基本感情が混じり合うことで全て表現できる」とし、色相環のように感情を色彩によって分類した理論。この「8」をラテン語にした「オクトー」がドラマ名となった。

 飯豊は、バディを組む男性刑事役の浅香航大(29)とともに今作のイメージビジュアルを撮影。白い衣装や肌を8色で無造作にペイントしたもので「監督さんや皆さんの意見をもとに、メークさんが顔や手に、その場で色を追加していくライブ感があったりと、みんなで心野朱梨をつくっていくんだなと感じました」と振り返った。

 浅香は「犯人と向き合って動機解明、犯罪を引き起こす根幹となる感情を探っていくところが新しいなと思いました」と、新感覚の刑事ドラマだと説明。飯豊は「バディと日々巻き起こる凶悪事件や、15年前の事件の真相にも迫っていきます」と、浅香と息の合った演技を見せてくれそうだ。

 《8色が混じり合い》プルチック氏は人間の基本的な感情を「喜び」「信頼」「恐れ」「驚き」「悲しみ」「嫌悪」「怒り」「期待」の8つに分類。「喜び」は黄、「信頼」は黄緑、「恐れ」は緑、「驚き」は青、「悲しみ」は紺、「嫌悪」は紫、「怒り」は赤、「期待」はオレンジで表現。これらが混じり合うことで、いろいろな感情が生まれるという。

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2022年6月8日のニュース