観月ありさ 27年ぶりに復活 伝説のラジオ番組が12日一夜限り放送

[ 2022年6月5日 05:00 ]

14歳の頃の自身と同じポーズをする観月ありさ
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 女優で歌手の観月ありさ(45)が10代の時にパーソナリティーを務めたラジオ番組が27年ぶりに復活する。

 91~95年のニッポン放送「不思議の国のありさ」が今月12日、一夜限りの「不思議のありさ Ali30(アリサーティー)」(深夜1・30)として放送される。デビュー30周年アルバム「Ali30」(15日発売)のプロモーションの一環で、観月は10代の“伝説の少女”だった頃を思い出して収録に臨んだ。

 当時と同じテーマソングが流れ「真夜中にこんばんは。何かお祭りのような雰囲気です」と第一声。14歳だった91年4月の初回放送、18歳だった95年9月の最終回のオンエアを聴き「4年半で声も大人びて、18歳の私、こんなにちゃんとお話ししてたんだって驚いた。自分の歴史を感じました」と感慨に浸った。

 30周年を迎えた心境や新アルバムに込めた思い、今後の活動など話は多岐に及んだ。アルバムリード曲「サジタリウス」を作詞作曲したNovelbrightの沖聡次郎(27)もゲストで登場。番組は1時間半の放送で、観月は「もっとしゃべりたかった」と久しぶりのパーソナリティーを楽しんだ。

 91年5月に「伝説の少女」での歌手デビューを1カ月後に控えていた時に同番組が始まった。松任谷由実(68)やとんねるずら、豪華ゲストがたびたび登場し「ウッチャンナンチャンと3人でコントをしたこともありました」と懐かしそうに振り返った。

 昨年12月には連続ドラマで30年連続主演という記録を自ら更新し「凄くホッとした」と心境を吐露。「このアルバムで30周年を締めくくって、次は音楽活動を色濃くやっていきたい」と、CDにドラマ、ラジオに続き、ライブへの強い意欲を示した。 (飯尾 史彦)

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