井上公造氏 芸能リポーター引退の理由 「本番の途中で病院に運ばれたりとか」 妻の言葉には感謝も

[ 2022年5月26日 16:19 ]

井上公造氏
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 3月で芸能リポーターを引退した井上公造氏(65)が26日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。引退の理由を明かした。

 芸能リポーター歴36年で卒業した井上氏。司会の黒柳徹子から「もっと続けてみようとはお思いにならなかった」と聞かれると、「いえ、もう次のステージに行こうと」と言い切った。

 「仕事を全く辞めようとは思っていませんでしたけど、前々からある程度いろんなことを考えてたんですけど、もう芸能リポーターは潮時だなと。自分の中の気持ちとして」と説明した。黒柳が「健康面で本番中にめまいがしたりとかいろいろなすったんですって」と続けると、井上氏は「ありました。本番の途中で病院に運ばれたとか、そういうこともあって」と告白。医師に相談すると、「その仕事をしてるからだよ。変な時間に緊張感を高めたり、変な時間に緩めたりというようなことがある不規則な仕事だから、治す方法は、仕事を辞めることだよ」と言われたとし、「レギュラー番組全部降りたら、体は相当楽になりましたね」と語った。

 辞める直前はレギュラー番組を9本持っており、1年前の春に妻に相談したところ、「あなたの人生だからあなたの好きなようにしたらいいと思うよ」と言われたという。「それは感謝してますね。うちの事務所の社長をやってるんですけど、もうこの人に任しておけば大丈夫だって言うのがあるから、僕が自分のわがままが言えたっていうのは。本当にそういう意味では感謝してますね」としみじみと話した。

 36年続けることができた理由を聞かれると、「決して何で芸能リポーターやっちゃったんだろうって、辞める今、自分では全く思わなかったです。やってきて良かったなこの仕事って。辞めたあといろんな方とお食事に行けたり、電話で話したりもできてますし、やったかいあったと思います」と井上氏。黒柳から「お仕事としておやりになったんだけど、みんなを傷つけてはいなかったってことですよね」と振られると、「だといいですね」と笑顔を見せた。

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2022年5月26日のニュース