熊切あさ美「いす取りゲームの世界」芸能人の親友できず ひろゆき氏「闇すごい」

[ 2022年3月25日 13:12 ]

タレントの熊切あさ美
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 タレントの熊切あさ美(41)が24日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・00)に出演。芸能人の親友ができないことを明かす場面があった。

 熊切は「芸能人同士に本当の友だちはいない。同じくくりのタレント同士だと無理。私だったらグラビアをやっていてタレントもしているので、グラビアアイドルに本当の友だちはできないような気がして、結局、いす取りゲームの世界なので、そこに行ける人は一人。仲良しこよしは本当にできるのかなと思って…」と主張。これを聞いていた「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏(45)は「勝ち負けで友だちじゃなくなっちゃうってことですか?」と投げかけた。

 これに、熊切は過去に「本音でしゃべっていて、信用していても、邪魔されることがあった」といい、「そういう子って多くて、私たちの時代は。こんなに近くで仲良くしていたのに、自分が売れるために仕返ししてくるんだ、みたいな。だから、私は仲良くしちゃうタイプなので、そもそもご飯とか行くのは絶対に自分と同じタレントのくくりの人とは行かないんです」とキッパリ。「(グラビアアイドルの中にも友だちを作りたいって人は)いるんだけど、そこは本当の友情じゃない気がして。怖いんですよ、見ていて」とした。

 こういう考え方になったのは若手時代の経験が大きいと熊切。「グループとか同じ歳の人数が多い事務所に所属していたんですよ。毎回『あいつには負けるなよ』ていうのを本番前に言われていたんですよ、事務所から。例えば、ほのかちゃんとか、全然年齢も違うしモデルさんだし、関係ない。でも、若い時に植え付けられた、『ほのかちゃんよりしゃべれていない』とかいまだにあるんですよ。もしかしたら同じ枠で呼ばれるかもしれないって思うとうらやましい」とぶっちゃけ。そんな熊切に、ひろゆき氏は「上の人は付き合えるけど、下の人は上がって来るかもしれないから蹴落とすってすごい卑劣なこと言ってる。それは友たちできないよなって思う。それで近づいてくる人は卑怯な人しか近づいて来ないと思う」と指摘した。

 熊切は「自分が成功してないからかもしれない。常にそういう立場にいるから仲良しこよしができないのかもしれない」と譲らず。ひろゆき氏は「常に脅かされているから、自分以外のやつは蹴落とすと」と応じ、熊切は「蹴落とすって言い方が悪いけど、負けちゃいけないっていうやつです」と認めた。

 そんな熊切に、ひろゆき氏は「熊切さんの闇がすごい。カウンセリングとか行った方がいいんじゃないですかね」と困り顔。その言葉に、思わず涙を見せると熊切に、名倉も「ほんまに闇がすごいよ。心を開いたほうがいいと思う。友だちを作らなくてもいいし」。「次長課長」の河本準一も「もっと安心してさ。人に優しくして、ずいぶん変わったじゃん。自分の器だけが小さく見えるのはもったいない。もっと大きく座ってなよ」とアドバイス。最後は、まるで人生相談のような空気となり、熊切は「ここの人たちは信用してます」と必死のフォローで笑わせた。

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2022年3月25日のニュース