「聖地」甲子園で誓った野球の「団結力」 西宮市成人式

[ 2022年1月10日 15:15 ]

三本締めを行う西宮市の新成人たち(10日、甲子園球場)
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 西宮市の成人式「二十歳を祝うつどい」が成人の日の10日、同市内の阪神甲子園球場で行われた。甲子園球場では2020年の初開催から3年連続。新型コロナウイルスの感染対策を施し、約30分と簡素化して行われた。本年度20歳を迎えた3945人が参加した。

 石井登志郎市長は式辞で「この先、挑戦し続けることが人生を豊かにします」と述べた。「闘う君の唄(うた)を 闘わない奴(やつ)等が笑うだろう」と、中島みゆきの『ファイト』の歌詞を引用し、「挑戦を続ける勇気を持ってください」と励ました。
 新成人代表であいさつした永原美樹子さんは昨年夏の東京五輪を引き合いに「野球では、ふだん違うチームでプレーする選手たちが集まって金メダルに輝きました。団結力の尊さを学びました」と話した。

 2020年は甲子園名物のジェット風船を飛ばしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年、今年と「三本締め」で門出を祝った。

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2022年1月10日のニュース