“妖、薫る”研ナオコ 初の朝ドラ「風、薫る」で神出鬼没の占い師 「実は大河ドラマも狙っています」

[ 2026年4月29日 05:30 ]

「風、薫る」に出演している研ナオコ
Photo By 提供写真

 歌手の研ナオコ(72)が、放送中のNHK連続テレビ小説「風、薫る」(月~金曜前8・00)で、異様な存在感を放っている。デビュー55年で初の朝ドラ出演。百戦錬磨のベテランながら「朝ドラは今までで一番緊張する仕事」と並々ならぬ覚悟で日々撮影に挑んでいる。

 明治時代を舞台に、見上愛(25)と上坂樹里(20)演じる2人の主人公が、日本初の看護師として活躍する姿を描く作品。研はそんな2人を見守る「語り」と、時に背中を押す神出鬼没な「占い師」の2役で出演している。

 時代に合わない金髪ロングに不敵な笑み。不気味でもあり、温かくもある。視聴者からも「研さんしか演じられない」と高評価だ。「55年前に静岡の田舎から出てきたサルみたいな少女が今や国民的ドラマですよ!」とオファーに感激。ただ「朝ドラは日本中、世界にも配信されますし、こんな大ごとになるなんて」とプレッシャーも感じている。

 「カックラキン大放送」(日本テレビ)などコントも含めると演じてきた役は数え切れない。それでも「今まで役作りなんてしたことがない。かつらをつけて衣装を着る。その姿を鏡で見て“こんな感じかな”と演じるんです。今回も同じですね」といつも通り演じた。それが見事にハマっている。

 歌手を夢見て上京し、1971年に「大都会のやさぐれ女」でデビュー。残念ながらヒットとは言えず悩んだこともあった。そんな過去を今回の朝ドラ主人公たちにも重ね合わせており「どこか昔の自分を見ているみたい」と、「語り」では2人に寄り添うよう言葉遣いを心がけている。

 現在は朝ドラの仕事が生活の大半。「自分一人の時間を楽しめると思ったら、まさか朝ドラが私の青春を奪ってますよ」とジョークも。それほどまでに真剣に撮影に打ち込んでいる。ただ今回の出演を機に野望は募るばかりで「(大みそかの)NHK紅白歌合戦に審査員で出られたらな…。今度はちゃんとした役で朝ドラにまた出たい。実は大河ドラマも狙っていますよ。うふふ…」と、冗談交じりながらもその言葉には自信がみなぎっていた。

 ≪2人の主人公に影響与える役どころ 多部未華子、影響受けたのは「アニー」≫2人の主人公の人生に大きな影響を与える役を演じているのは多部未華子(37)だ。2人が看護の道を目指すきっかけをつくった役どころで、キーパーソンとも称される。だが、参加した取材会で「何にも構えてない」と自然体だった。演じているのは、当時珍しかった洋装のドレスを着用するなど自分らしさを貫いた女性でもある。「2人が作品が終わる頃までにどう成長できるか。そこに影響を与えられる人物であることだけを考えています」と役に向き合っている。

 自身の人生で大きな影響を受けたことはミュージカル「アニー」。10歳の頃、観劇好きの両親に連れて行かれ、同世代の子が躍動する姿がまぶしく見えた。「私もここに立ちたい」と思ったことが、女優を目指す入り口になったと明かした。

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