橋下徹氏 菅前首相と松井市長の蜜月明かす「東京から週に1回ぐらい会いに来てたんですよ」

[ 2021年12月30日 16:57 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が30日放送のカンテレ「爆笑! 2022年こうなる宣言」(後3・45)に出演。菅義偉前首相と大阪市の松井一郎市長の蜜月について語った。

 視聴者の「松井さんは菅さんとは仲良かったけど、岸田さんになってどうなるの?」という質問に対し、橋下氏は「菅さんの時のような電話一本で全て大阪の問題を解決できるような関係ではないですよね」と断言。「松井さんと菅さんは特別な関係だった」と述べた。

 さらに橋下氏は具体的なエピソードを披露する。「僕が大阪維新の会を立ち上げる前、まだ民主党政権の時、菅さんは野党の一議員だったんですけど、東京から週に1回ぐらい松井さんに会いに来てたんですよ。『時間ない? コーヒーでも飲もう』って。その時、松井さんは大阪府知事で」と説明。「そうしたら安倍政権が誕生して、菅さんが官房長官になったわけですよ。すると松井さんのところに電話がかかってきて、『官房長官になるから、そんなに大阪にそんなに行けなくなるから、最後に挨拶に行く』って、官房長官就任の直前にまたコーヒーを飲んで帰って行って」と明かした。

 橋下氏は蜜月がもたらした功績について、「それぐらいの関係なんで、大阪の改革を安倍さんも菅さんも凄く評価してくれてましたから、カジノとかIRとか大阪万博、それからリニア。国の力がなかったら動かないようなことを協力してくれて、JR大阪駅の北側のうめきた、あれも開発が進んでますけど、あれも安倍さんと菅さんの力を借りてお金を引き出したんですよ」と評価。松井市長と岸田首相の関係性については、「正直、岸田さんと松井さんはそこまでの関係はないです。でも、それが普通です。普通の政治家対政治家でやっていくと思う」と語った。

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2021年12月30日のニュース