21年版紅白 「ガラス棟」で魅せる!YOASOBI、三山ひろし、櫻坂らがド派手パフォーマンス

[ 2021年12月30日 05:30 ]

東京国際フォーラムのガラス棟(大林組のホームページから)

 改修中のNHKホールに代わって東京国際フォーラムが会場となる今年の紅白。5000の客席がある「ホールA」がメインステージとなるが、隣接する「ガラス棟」も使用され、約800平方メートルの広さを生かして、多くのドラマが生まれそうだ。

 総ガラス張りと高さ約60メートルの吹き抜けが特徴の船底の形をした全長約200メートルの施設。関係者によると、この場所でパフォーマンスをするのは計5組。昨年初出場し、図書館からの中継出演が話題となった男女2人組「YOASOBI」はオーケストラとダンサーの計200人超をバックにヒット曲「群青」を歌唱。NHK関係者は「今年の紅白で最も人数の多い演出になる」と明かしており、図書館で歌った昨年とは対照的なド派手なステージとなりそうだ。

 また、三山ひろし(41)も126人のけん玉連続成功のギネス世界記録にここで挑む。三山は吹き抜けを通る渡り廊下に立って今年7月に発売した「浮世傘」を歌う予定。けん玉のイラストをあしらったスーツ姿でこの日、報道陣に対応し「自信は120%」とニヤリ。126人目のラストを成功で飾り、2年連続の記録達成となるか注目される。

 アイドルグループ「櫻坂46」も同所でのパフォーマンスとなる。キャプテンの菅井友香(26)は「23人の総力戦で挑む」と意欲を見せる。森田ひかる(20)は「360度というか、基本は前を向いて攻めながら天を仰いだり、ダイナミックなステージになると思います」と説明。広さと高い吹き抜けを生かした演出となりそうだ。

 東京国際フォーラムは7~9月の東京五輪・パラリンピックでは競技会場。その際、ガラス棟はプレスルームとなった地下2階のホールEとの往来の通路として利用され、ガラス張りの広い空間が各国メディアの癒やしになっていた。

 来年からは会場をNHKホールに戻すため、今年しか見ることのできない貴重なステージ。今夏のオリパラのランドマークから今度は国民的行事の名シーン誕生に期待が高まる。

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2021年12月30日のニュース