北京五輪メダルラッシュで高視聴率ラッシュだ!注目は女子Sスケート

[ 2021年12月7日 05:30 ]

スピードスケート女子の小平奈緒
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 来年2月4日に開幕する北京冬季五輪の民放テレビ各局の放送日程が6日発表された。フィギュアスケートやスキージャンプなど人気競技を約90時間放送予定。中でも各局が獲得に乗り出したのはスピードスケートで、日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビの3局が放送する。

 テレビ局関係者は「日本が強くてメダルが見込めることが一番」とした上で「レース競技で勝敗が分かりやすい。選手名を知らなくても見られるし、テンポもいい」と力を込めた。放送は、日テレが7日の女子1500メートル(後5・30~7・05)を、フジが団体戦となる15日の女子、男子追い抜き決勝(後3・30~6・15)を、テレ朝が17日の女子1000メートル(後5・30~7・00)を担当する。

 前回2018年の平昌五輪では、小平奈緒が銀メダル、高木美帆が銅メダルを獲得した女子1000メートルで、平均視聴率24・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。その他、金メダルを獲得した女子追い抜きで23・3%、小平が女子500メートルで金メダルを獲得した21・4%と、スピードスケートは軒並み20%超えを果たした“お宝コンテンツ”だ。

 北京五輪の日本代表選考会は今月29~31日に行われるが、今季W杯で1500メートル3連勝中の高木美や、平昌からの500メートル連覇を狙う小平らが五輪出場の可能性が高い。今回も高い視聴率が見込めそうだ。ほかの有力競技では、日テレが8日にフィギュアスケート男子SP(前10・15~後2・30)を、テレ朝が17日に同女子フリー(後7・00~11・10)を放送する。

 NHKは放送概要を2日に発表。フィギュアスケート男子フリーを10日、女子SPを15日に放送する。

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