「水ダウ」おぼん・こぼん“仲直り回”ギャラクシー賞月間賞「人間ドキュメンタリー 緊張感と複雑な感情」

[ 2021年11月19日 12:00 ]

東京・浅草フランス座演芸場東洋館で漫才を行い、2人仲良く肩をくむ「おぼん・こぼん」
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 10月6日に放送されたTBS「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・00)の漫才コンビ「おぼん・こぼん」“仲直り回”が19日、「2021年10月度ギャラクシー賞月間賞」に輝いた。番組通算4回目の月間賞受賞。“お笑い界一の不仲コンビ”として知られた2人の電撃和解が大反響を呼んだ回。放送時、SNS上には「これはギャラクシー賞ある」などの声が続出していた。

 おぼん(72)こぼん(72)の関係修復を目指したきた約2年のプロジェクトの「THE FINAL」。2人は8月、こぼんの次女・泉水いづみ(39)の結婚式に出席。紆余曲折の末、親族や後輩芸人のナイツらの熱い思いにもほだされ、約10年に及んだ不仲に終止符が打たれた。

 2人は10年ほど前から気持ちのすれ違いで不仲が加速。決定打となったのは2015年の漫才協会の理事選挙。それまで、投票でこぼんよりおぼんが上位だったが、その年は順位が逆転。おぼんは結果に納得がいかず、最終的に舞台上で取っ組み合いのケンカに発展。漫才中に目を合わせないほど仲の悪さがエスカレートしていた。

 選評は「2年前の『解散ドッキリ』だけで終わらせずに長期にわたって仲直りを試み、その過程を見事にエンターテインメントに昇華させた。意地とプライドが邪魔をして和解できない2人に果敢な“仕掛け”と必死の説得を繰り返す。『水曜日のダウンタウン』だからこそ撮れた緊張感と説明し難い人間の複雑な感情にあふれた人間ドキュメンタリーだった」と絶賛。

 演出の藤井健太郎氏は同局を通じて「予定調和をよしとせず、これまでバッドエンドであっても、それはそれとして放送してきた番組のスタンスが、今回の結末にパワーを加えたと思います。成功にのみ価値があるわけではないと思いますので、次はバッドエンドでのギャラクシー賞受賞にも期待したいです」とコメントした。

 「水ダウ」のギャラクシー賞月間賞受賞は15年7月度「徳川慶喜を生で見た事がある人 まだギリこの世にいる説」(7月15日放送分)、17年6月度「先生のモノマネ プロがやったら死ぬほど子供にウケる説」(6月7日放送分)、19年5月度「新元号を当てるまで脱出できない生活」(5月8日放送分)に続き、4度目。

 「ギャラクシー賞」は放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するため1963年に創設。批評活動の一環とし、自主的に番組を推奨する「月間賞」を運営している。

 なお、10月度月間賞はNHKドラマ10「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」(9月17日~10月1日)、テレビ朝日「有吉クイズ」(10月11日)、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(5月17日~10月29日)も選ばれた。

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