三谷紬アナ、「ニュースショー」卒業 過酷すぎるロケも体当たり…「お前が大好きだった!」の言葉に涙

[ 2021年10月3日 21:34 ]

テレビ朝日の三谷紬アナウンサー
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 テレビ朝日の三谷紬アナウンサー(27)が3日、サブMCを務めるABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)を卒業した。

 ニュースを的外れな視点から斬っていく、一風変わったニュース番組を18年10月から3年間、担当。この日が最後の出演となった。番組では、大嫌いなカラスを催眠術をかけられた状態で食べたり、ペットボトルに入れて捨てられた尿を拾ったりと、体当たりを通り過ぎた厳しいロケを敢行。その一方で、「『地上波に出ている人の方が上』みたいなのが、やっぱりテレビ局なのであるんですよね。私はABEMAもYouTubeも地上波も全部、同じ仕事で一生懸命頑張っているのに、すごく見下されている感がある」と、率直な思いを口にしたこともあった。

 この日はお笑いコンビ「ビスケッティ」佐竹正史(39)が、人気ドラマ「ドラゴン桜」で、阿部寛演じる桜木建二のモノマネで三谷アナにエールを送った。「これだけは言っておく。俺も、出演者も、そしていつも一緒だったスタッフも、みんなお前が大好きだった!」。さらに「テレ朝一のアナウンサーになりたければ、小便を拾ってカラスを食って、地上波マウントを取ってみろ!」と力強いゲキを飛ばされ、三谷アナはたまらず涙をこぼした。

 さらに、サプライズで三谷アナの母からもメッセージが寄せられた。「この番組はいろいろ勉強になって、自分のためになるんだよって常々言っていましたよね。結婚はまだまだ先になるとは思うけど、仕事頑張って、ステップアップしてくれるのを楽しみにしています。泣いたらあかんよ!」という言葉に、三谷アナは「泣いてるわ!」と再び涙をこぼした。

 MCの千原ジュニア(48)からあいさつを求められた三谷アナは、「入社2年目の時に初めてジュニアさんと番組を担当すると聞いて、正直ジュニアさんってジャックナイフのイメージしかなくて、怖い人の隣に立って大丈夫だろうかとすごく不安だった」と、当時の気持ちを吐露。「いざ一緒にやらせていただいて、ジュニアさんって切れ味のナイフであることは変わりないんですけど、角の取れたすてきなナイフなんだなと途中から気づきまして。おんぶに抱っこで3年間、お世話になりっぱなしでした」と感謝を口にした。

 三谷アナに代わり、10日の放送からは田中萌アナウンサー(30)が出演する。

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2021年10月3日のニュース