TBS社長 敷地内でのたけし襲撃事件で謝罪「大変申し訳なく思っている」 事件を受け警備強化

[ 2021年9月29日 16:39 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 TBSが29日、定例会見をオンラインで開き、同局の敷地内でタレントのビートたけし(74)が襲われた事件を受け、謝罪した。

 佐々木社長は「公道に近いところではあるが、敷地内で事件が起きたことは大変申し訳なく思っている」と謝罪。「危険な状態であったと思うので、出演者の方にご迷惑がかかることがないようにさまざまな対策をしている」と説明した。

 また、事件を受けた警備体制について、担当者は「赤坂警察署にも協力頂きながら、出演者の放送センターへの出入りは警備を強化している。詳細は控えさせていただく」とした。

 たけしは、東京都港区のTBS敷地内で今月4日夜、車に乗っていたところをつるはしを持った男に襲撃された、フロントガラス、助手席などのガラスが割られる被害に遭い、たけし、運転手にケガはなかった。警備員が通報し、駆け付けた警視庁赤坂署員が、千葉県の40代無職の男の身柄を確保。刃渡り約10センチの小刀を所持していたため、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。

 事件を受けて、同局は現場近くの通路に新たな柵を設置。柵が設置されたのは、東京メトロ赤坂駅の3b出口から、TBSの正面玄関へとつながる歩道の脇。約80メートルにわたって、高さ約1・2メートルの白い柵が張り巡らされた。歩道に並行して、駐車場や車寄せに通じる車道が走っており、ここへの立ち入りを防止するためだ。歩道と車道の間には低い生け垣があり、プランターなども置かれていたが、今回の事件を受けて明確に分断した。

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2021年9月29日のニュース