高岡早紀 「私は声で拾われた」 新曲発売とライブ開催

[ 2021年9月16日 08:30 ]

高岡早紀のニューシングル「私の彼氏は200歳」のジャケット
Photo By 提供写真

 【牧 元一の孤人焦点】女優の高岡早紀(48)がニューシングル「私の彼氏は200歳」を発売した。

 シンガー・ソングライターの佐藤博さんが1976年に発売したアルバム「SUPER MARKET」の収録曲をカバー。レゲエから派生した音楽制作手法「ダブ」による幻惑的な世界の中で、艶やかで叙情的な歌声が心地よく響く。

 高岡は「最初に『私の彼氏は200歳』というタイトルにひかれました。何これ!?って。こんなに面白いタイトルはない。レコーディングでは、ダブという、自分が知らない世界に導いてもらいました。私だけのこだわりで音楽を発信するのではなく、いろんなジャンルの人たちと交わって発信するのは、とても楽しいです」と話す。

 ♪あなたが好きよ 世界でいちばん…という歌詞は、文字で表すと重々しいが、高岡が歌うと妙に軽やかだ。

 「私の声の特徴で、そう聞こえるのだと思います。私自身も、情念の歌が好みかと言えば、それほどでもない。どちらかと言えば、心地よく聴ける音楽が好きです。この歌詞は本気なのか冗談なのか、核心を突いているようで突いていない。想像が膨らむところがいいですね」

 今でこそ、女優のイメージが強いが、歌手デビューの方が先。15歳の時、CMソング「真夜中のサブリナ」を発売し、以後も音楽活動を続けて来た。

 「私がなぜ今この世界にいるかと言えば、声で拾われているんですよね。当時、ビクターの飯田久彦さん(歌手・音楽プロデューサー)に『歌はへただが、声はいい』と言われました。飯田さんが拾ったということは、歌手として拾ったということでしょう。長くお世話になっている山下洋輔さん(ジャズピアニスト)も昔から『早紀の声はいい』と言ってくれています。私も、自分の声、好きですよ。両親、先祖に感謝します。私は自分の持ち物で嫌いなところがなくて、まあ、性格はちょっと難があるかもしれませんが、それは周りの人たちに我慢してもらって…」

 現在は、NHKテレビ小説「おかえりモネ」に、主人公が働く報道番組の責任者の役で出演中。17日公開の映画「マスカレード・ナイト」では、事件の舞台となるホテルの宿泊客の1人として登場し、鮮やかな色彩を放つ。

 「いつから、そういう女優になったのか分かりませんが、『高岡早紀が出てくると、何かやりそう』と言われることが多いです。だからこそ、そこに私がいるのかもしれませんが、そういうふうに言ってもらえることも、ありがたいです」

 多忙な女優業の中での歌手活動。12月15日には東京・丸の内のコットンクラブでライブを行う。スペシャルゲストに山下洋輔を迎え、レギュラーメンバーを中心にパーカッション、コーラスも入れたフルバンド編成のステージになる。

 「女優として1年に1回は舞台をやりたい、映画に出たい。歌うのも、その一つです。新曲を出すのは、ライブをやるためという感じ。ライブで新曲を歌うと、お客さんがとても喜んでくれます。女優の仕事だけだと、なかなかファンの顔を見ることができないので、これからもライブを続けていけるといいなと思っています。12月15日は近年恒例のバースデーライブです。ぜひ、いらしてください!」

 魔性の歌声を生で聴ける、またとない機会となる。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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