志らく 政府の行動制限緩和案に「当然のこと」も「緩和という言葉は使わないほうが…」

[ 2021年9月13日 18:30 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(58)が13日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に月曜日の助っ人パーソナリティーとして生出演。コロナワクチン接種進展を前提に緊急事態宣言の発令地域でも飲食店の酒類提供を認めるとする政府の行動制限緩和案について、私見を述べた。

 政府は新型コロナウイルスのワクチン接種が広くいきわたる11月をメドに、旅行や大規模イベント、会食、飲食店の酒類提供など、行動制限を緩和することを検討している。ワクチン証明書やPCR検査の陰性証明を活用し、緊急事態宣言が出ている地域であっても含まれるという。

 「これはね、当然のことだと思うんですよ。経済を回すために行動制限を緩和していこくのは」と理解を示したうえで、「ただ、この緩和という言葉はあまり使わないほうが良い」と志らく。コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)を含め、各情報番組で、同案に関する若者への街頭インタビューを見ると違和感を感じるという。「緩和って使うと、若者が『あ、なんか緩んで良いんだ』みたいな感じで答えているのを見るとそうじゃないんだと。条件が変わるということなのに」と志らく。「感染者数が下がってきたって言ったって、(東京のピーク時の)5000人強を見ちゃったから、1000人ぐらいが少なく見えるけども。思い出せば我々、500人のとき驚いたんだから」と言及した。

 「今、下がったところで緩和。去年はそこでGo Toトラベルキャンペーンをやって、それが直接的に感染者数を増やしたというエビデンスはないけれど、でも同じことをまたこの国は繰り返しやろうとしているような気がして」としつつ、「だから緩和って言葉をなんとか使わずにね、これ結構、問題あると思う。緩和案といういうのは」と私見を述べた。

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2021年9月13日のニュース