パチンコ店がワクチン接種会場に早変わり! 職域接種の一環、大阪市で2日間実施

[ 2021年9月13日 18:43 ]

大阪・天六のパチンコ店「フリーダム」が新型コロナ・ワクチン接種会場に
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 大阪・天六の大型パチンコ店「フリーダム」(大阪市北区)が13日、新型コロナウイルス・ワクチン接種会場に変身した。職域接種の一環で、同店の従業員、関連企業社員だけでなく、天神橋筋商店街関係者、常連客から近隣住民までに門戸を広げ、店を休業して13、14日の2日間で1500人がパチンコを打たずに接種。来月12、13日に2回目の接種を実施する。

 パチンコ店での接種は極めて珍しい例。同店・河野晶店長は「地元に根付く営業をしてます。地域貢献が会社の方針ですから」と今回の職域接種について説明した。

 パチンコ店と言えば昨春、新型コロナの感染が拡大し始めた際に「クラスター発生の温床になる可能性が高い」と行政から目の敵にされ、休業命令が出された。命令に応じない店は店名を公表された。だが、日本遊戯関連事業協会(日遊興)によればコロナ禍の1年半以上、パチンコ店でクラスターが発生したとの報告はない。換気システムの充実、台ごとのパーテーション設置に加え、客は台に向かったまま隣の客と喋らずに遊戯することが感染拡大に繋がらない理由と考えられる。

 店内掲示、店のホームページで職域接種を公表し、店のカウンターのみで予約。府外在住者の申し込みも受け付けた。この日は朝9時半から午後5時過ぎまで実施。接種者は1席ずつ間隔を開けて1列に9人ずつ8列並び、一度に70人が問診を受けた後、接種。15~30分間待機して経過観察する。近くの加納総合病院の医師、看護師ら35人が対応した。

 パチンコ店でパチンコを打たずにワクチンを打つ異例の措置。近くに住む60代女性は「パチンコはしないけど、娘がどこからか見つけてきた。助かりました」とホッとした顔。西宮市から接種に来た自営業の30代男性は週2回来店する常連パチンカー。「いろいろ探して接種できなかったので助かりました。これで今まで負けた分を取り返せるかな」と苦笑いした。

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