つんく♂ 家族への思い明かしパパの顔、自身の“原動力”も説明「弟子っこを探しているのかも」

[ 2021年9月13日 22:19 ]

つんく♂
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 音楽プロデューサー・つんく♂(52)が13日放送の日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9・00)にVTR出演し、家族への思いや自身の原動力について語った。

 今年結婚16年目を迎え、3児のパパでもある、つんく♂は今回、番組の密着取材を受けた。2014年、喉頭がんで声帯を摘出したため、周囲とはスマホなどを用いてコミュニケーションを取っている。妻には「ケンカというかよく叱られています」と、つんく♂。中学2年の長男(13)は「(つんく♂)の一番カッコイイところは…思いつかない」としつつも、「結構優しい、ママに比べたら。欲しい言ったら(ものを)買ってくれる」とコメント。つんく♂はこの言葉に目じりを下げ、「今日はなぜか長女がパパのランチ作るっって朝から早起きして作ってくれたんよね」と笑顔を浮かべた。

 番組スタッフから「声帯を取って後悔したことは?」と尋ねられた。「まあ人生に後悔はするかな、寝不足だったなとかあの治療が良くなかったなとかね。いろいろあるけど、声帯を取ったことは自業自得みたいに反省はしてるし、しゃーないというか受け入れてるし」とした。家族に対しては「普通のお父さんじゃなくなって申し訳ないなぁ」と思っているそう。「一緒にプールに飛び込めないとか、そういう子どもにしてあげられないことはたくさんあったので、我慢させてるな~とは思う。子どもに対してかっこいいお父さんの部分をどうやって表現すべきかよく考えてます」と打ち明けた。

 音楽プロデューサーとしてレコーディングに参加するほか、注目のクリエーターを自ら取材、SNSで発信したり、オンラインサロンを開設し中学生から60歳以上の人たちと幅広く交流するなど、情熱は尽きない。「頑張れる理由」は、新たな才能を発掘し続けたいとの思いがあるからとし、「長らく仕事をできる弟子っこみたいなのを探しているのかもしれません」。スタジオ出演者は、そのバイタリティーに感嘆の声を上げていた。

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2021年9月13日のニュース