秋元康氏 異例!“3局同時”にドラマ企画 テレ東で不倫コメディー、日テレ&TBSでも手掛ける

[ 2021年9月1日 07:00 ]

10月期放送のドラマ3作品を一気に手掛ける秋元康氏
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 音楽プロデューサーの秋元康氏(63)が企画、原作を手掛けるテレビ東京のドラマ「じゃない方の彼女」(月曜後11・06)が10月にスタートする。テーマは「不倫」。ただ、ドロドロの修羅場ではなく、地味で真面目な男が道ならぬ恋の沼へと沈んでいく姿をクスッと笑えるコメディーとして描く。

 主演は濱田岳(33)で、普通の人生を送ってきた妻子ある大学准教授役。その大学に通う教え子と偶然の出会いが続いたことで、心引かれていくストーリー。“妻じゃない方”との不倫はダメだと思いながらも、その女子大生に翻弄(ほんろう)され、運命にあらがおうとする姿は必見だ。高い演技力が評価され起用された濱田は「これまで演じてきたことのない役柄で、とてもチャレンジングだなと感じました」と感激。「新しい形のコメディードラマとして、温かい目で見て、楽しんでいただけたら」と呼び掛けている。

 秋元氏が同局ドラマを手掛けるのは、昨年10~12月に放送された「共演NG」以来1年ぶり。今作も企画、原作を務め「人間は、みんな、何かの“である方”であり、何かの“じゃない方”だと思います。そんな言葉遊びの延長線上でドラマを企画しました」と説明。今や社会的な命取りともなる不倫をユニークな着眼点で描き「奥さん?彼女?どっちがじゃない方?要するに、ぐしゃぐしゃなラブコメができました」としている。

 今作と同じ10月期には、日本テレビ「真犯人フラグ」(日曜後10・30)、TBS「この初恋はフィクションです」(月~木曜深夜0・40)と、ともに自身が企画、原案を手掛けたドラマが放送される。同時期に同じ人が企画した3作品が放送されるのは異例で、今秋は秋元ドラマがお茶の間を彩りそうだ。

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