名古屋・河村市長の親戚芸人にまで苦情 謝罪受けた「ますだおかだ」の増田「ちゃんと謝っていた」

[ 2021年9月1日 19:16 ]

「ますだおかだ」の増田英彦
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 お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦(51)が、31日放送のABCラジオ「よなよな…火曜日」(月曜後10・00)に出演。何とも、かわいそうな被害にあった芸人を紹介した。

 それは、名古屋市の河村たかし市長(72)の親戚という漫才コンビ「アゲイン」のノリこと河村徳人(35)。河村市長といえば、市役所で表敬訪問を受けた東京五輪ソフトボール日本代表後藤希友選手(20)の金メダルをマスクを外してかじったことで問題になったが、増田は「2週間ぐらい前ですが、(芸人の)河村が新型コロナ陽性となり、入院していた際に、河村のSNSに『謝れ』などの書き込みが続出した」と明かした。

 「ちょうど、そのころ、名古屋の河村市長が金メダルかじった問題で、テレビがワッとなっているころで、実はアゲイン・河村も名古屋出身で、親戚なんです。河村市長の親戚が芸人をやっているとなったのか、『謝れ』と来て。そいつは、ホテル療養だったが、苦しんでいるときに、そんな書き込むが来るんです。関係ないやん」

 そんな間接的な被害を受けた芸人の河村を、増田は擁護。親戚と言っても叔父で、決して近しい間柄でもなく、代わりに謝るべき立場でもないという。ところが、「アゲイン」の河村は、かつて松竹芸能にも所属していたことがあり、先輩の増田にも謝罪。「俺にもLINEで謝ってきたよ。本当に身内として申し訳ないです、と。(河村市長より)そいつの方が、ちゃんと謝っていた。LINEも殴り書きじゃない。丁寧な文章で送ってくれた。たまらんやろな、コロナに感染して、入院して、そんな状況を知らない人から謝れと言われて」と、丁寧な謝罪を感謝しつつ、苦労を慮った。

 増田は「これから、M-1グランプリの予選もある。だから頑張って、優勝したら、メダルはもらえないが、トロフィーをもらえるから、思う存分ね。トロフィーの色、金っぽいです。金ではないけど。ということは、獲ったらええやん。頑張ろうよ」と、芸人らしくジョークでエールを送っていた。

 また、増田は先日受けたワクチン接種で、異物が混入した恐れがあるモデルナ製のロット番号に該当することを明かしていたが、この日は「(報道を)見てくれた方々が心配してくれて、ありがたいことにLINEやメールがたくさん入った。心配してもらう事の方が申し訳ないなと。僕なんか、異物が入ったワクチンを打ったかどうかも分からない。たまたま、ロット番号が該当しているというだけなので」と、今のところ体調なども問題ないと、リスナーに報告していた。

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2021年9月1日のニュース