おぎやはぎ矢作　酒類提供めぐるゴタゴタで提案「政府もシミュレーションで飲食店やってみたら」

「おぎやはぎ」の矢作兼
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　お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼（49）が14日、フジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、緊急事態宣言中の飲食店への酒類提供をめぐり西村康稔経済再生担当相が表明、その後撤回した方針について私見を語った。

　西村氏は8日、酒類の提供停止に応じない飲食店に対し、取引金融機関から順守を働き掛けてもらう方針を会見で表明。その後、大きな反発や批判の声を受けて撤回、謝罪した。法的根拠なき圧力ともなりかねなかっただけに、矢作は「政府って従わないところに裏で圧力をかけるのが当たり前すぎて、議論にもならず『そんなの圧力かけとけよ』みたいな話だから」と推測。「それを西村さんが表（会見）で言っちゃったから、『これ裏でやるやつだから。何、表で言っちゃってるの？』みたいな話なんじゃないかな？と思うけど」と懸念した。

　実施されれば、コロナ禍で重大な打撃を受けている飲食店へのさらなる追い打ちになりかねなかっただけに、矢作は「日本だから暴動が起きないけどね。そのレベルですよね」と指摘。また、麻生太郎財務相の会見での発言を引き合いに、「麻生さんも記者の方に『あんた、商売したことある？』とか言ってたけど、政府もシミュレーションで1回、飲食店をやってみたらいいんですよ。そうしたら気持ちも分かるだろうし」と、市民目線を体感することを提案した。