菊池風磨&田中樹 舞台「ドリームボーイズ」共演、ジャニーさんの「不良」お墨付き

[ 2021年6月18日 04:00 ]

舞台「ドリームボーイズ」の会見でグータッチする田中樹(左)と菊池風磨(撮影・沢田 明徳)
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 Sexy Zoneの菊池風磨(26)が17日、都内で主演舞台「ドリームボーイズ」(9月6~29日、東京・帝国劇場)の製作発表に出席した。「ジャニーズJr.の頃から憧れていた舞台なので本当にうれしい。しっかりと役と向き合いたい」と意気込んだ。共演は、菊池の親友であるSixTONESの田中樹(26)。ファンから“ふまじゅり”と呼ばれるコンビが熱のこもった演技を観客に届ける。

 ボクシングを題材に熱い友情を描く。2人は2008年4月にジャニーズ事務所に入所した同期。互いについて「知らないことはない」と語るほど、役同様の信頼関係で結ばれている。菊池は「今までの付き合いが一つの役作りになり、緊張感や役の中の絆をより強く感じてもらえたら」と語った。

 今作は、故ジャニー喜多川氏が大切にしていた作品の一つ。そのジャニー氏から2人は「不良」と言われており、Sexy Zoneの佐藤勝利(24)と遊んでいると、田中の元へ「Youと菊池は不良だから勝利と遊ばないで」と電話がかかってきたこともあったという。それだけに菊池は「ジャニーさんは(キャスティングを見て)腰を抜かしていると思う」と推し量り、田中も「ジャニーさんが止めに来る前に(舞台を)やりたい」とジョークを飛ばした。

 今作の見せ場の一つがボクシングシーン。菊池は「2人でボクシング対決するんですけど、(今の体形だと)階級が3個くらい違う。僕もより体の線を細くするので、ちょっと大きくして」と親友にリクエスト。田中は、前回公演に引き続き演出を務めるKinKi Kidsの堂本光一(42)から「まず樹はちょっと鍛えようか」と言われ、5月末から自宅に器具をそろえて肉体改造を行っていることを明かした。

 堂本は「役を生きる上で格好悪く生きれば生きるほど、見ている人は共感する。2人にはもがいてもらう」とスパルタ演出を宣言。菊池は「先輩からご指導いただくのは貴重な機会。苦しんでもがいて勉強したい」と誓った。 

 ≪「少年忍者」13人初出演≫今回の公演にはジャニーズJr.「少年忍者」から選抜された13人が初出演する。メンバーの川崎皇輝(18)は「少年忍者としても僕個人としても盛り上げていけるように精いっぱい頑張っていきたい」と抱負。前回に引き続きグループ6人で出演する「7 MEN 侍」の本高克樹(22)も「これまでスケートボードなどさまざまな形で参加させていただいてきた。今まで以上のパフォーマンスができるよう頑張ります」と意気込んだ。

 ▽「ドリームボーイズ」 04年1月に現ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(39)主演で「ドリームボーイ」として初演。その後KAT―TUN亀梨和也(35)、Kis―My―Ft2玉森裕太(31)、King&Prince岸優太(25)らが主演し上演されてきた人気作。菊池は15年に主人公のライバル役、田中は11年に主人公のライバルの弟役を演じて以来の出演。

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