宮藤官九郎&のん 舞台で「あまちゃん」以来8年ぶり再タッグ!のん 喜びと感謝「頑張らなきゃ~」

[ 2021年4月14日 12:00 ]

「大パルコ人(4)マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』」のビジュアル。のん(上段中央)と宮藤官九郎(下段左端)が8年ぶりタッグ
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 宮藤官九郎(50)作・演出の新作舞台「大パルコ人(4)マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』」が今年8月(9~31日)に東京・渋谷のPARCO劇場で上演され、女優・のん(27)が出演することが14日、発表された。宮藤とのんのタッグは2013年前期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来、実に約8年ぶり。のんは「大パルコ人に呼んでいただけて、うれしい気持ちでいっぱいです。『あまちゃん』の時に、宮藤さんの脚本でお世話になりました」と久々の再タッグに喜びと感謝。「あの時は朝ドラフィルターがかかっていたんだなあ、と思うくらい、今回の宮藤さんのプロットがぶっ飛んでいてビックリしました。私も心臓バクバクです」と心待ちにしている。

 大人計画とパルコによる共同プロデュース、宮藤の作・演出によるオリジナルロックオペラ“大パルコ人”シリーズの第4弾。物語の舞台は2055年の渋谷。特殊な能力と共通の悩みを持つ浮浪児たちが出会い、双子のDJポリス、浮浪児を利用してのし上ろうと目論むカリスマ・育メン・ポップシンガーらと関わりながら成長。やがて「世界を救う」という壮大なテーマを背負い、能力と羞恥心の狭間で葛藤する若者たちを描く。

 宮藤自身も出演し、村上虹郎(24)三宅弘城(53)荒川良々(47)伊勢志摩(51)少路勇介(41)よーかいくん、YOUNG DAIS(39)藤井隆(49)と個性的なキャストが揃った。

 宮藤は「超能力ものです2055年の渋谷に超能力者が集まって、世の中をよくするために、喧嘩したり仲直りしたり、演奏したり歌ったりするマジメな集会です。ただし屁が出ます。すいません。マジメな時ほど屁が出ます。感想は『#ただし屁が出ます』で呟いてください。屁が出ます」とアピール。

 のんは「大パルコ人に呼んでいただけて、うれしい気持ちでいっぱいです。『あまちゃん』の時に、宮藤さんの脚本でお世話になりました。あの時は朝ドラフィルターがかかっていたんだなあ、と思うくらい、今回の宮藤さんのプロットがぶっ飛んでいてビックリしました。きっと、タイトルを読んだだけで『一体どんな舞台なんだ!?』と誰もがドキドキワクワクしていると思います。私も心臓バクバクです。無事公演できることを楽しみに、稽古に励みます。頑張らなきゃ~~」と張り切っている。

 大阪公演(9月4~12日、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)、仙台公演(9月15~17日、電力ホール)も行われる。

 宮藤が初の朝ドラ脚本を手掛け、のんがヒロインを務めた「あまちゃん」は主人公・天野アキがアイドルになる姿を描き、社会現象に。ファン待望の8年ぶりタッグは大きな話題を呼びそうだ。

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2021年4月14日のニュース