米版「SASUKE」「筋肉番付」初の世界配信決定!TBS 全米ケーブル局「G4」とライセンス契約合意

[ 2021年4月14日 22:00 ]

初の世界配信が決まった米リメイク版「SASUKE」(C)TBS
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 TBSは14日、全米ケーブル局「G4」とスポーツエンターテインメント番組「SASUKE」の米リメイク版などのライセンス契約で合意したと発表した。これにより、米版「SASUKE」「筋肉番付」が初めて世界配信されることになる。TBSメディアビジネス局の安倍純子局長は「アメリカをはじめ各国で放送されている『SASUKE』ですが、まだ見たことのない世代の人たちに『SASUKE』の魅力に触れ、新たな体験をしていただく大きなきっかけとなり、楽しみです」と世界配信に期待している。

 今回、ライセンス契約が締結されたのは、米版「SASUKE」(現地タイトル「Ninja Warrior」)、米版「筋肉番付」(現地タイトル「Unbeatable Banzuke」)と、インドネシア・タイ版「風雲!たけし城」の3番組。G4のケーブルチャンネルで全米放送されるほか、米版「SASUKE」「筋肉番付」はG4のインターネットチャンネルにおいて、世界配信される予定(一部地域をのぞく)。TBSによると、米版「SASUKE」「筋肉番付」の世界配信は初の試み。ライブ配信中はG4がキャスティングするナビゲーターが視聴者コメントを随時受け付け、ゲーム実況さながらの臨場感を目指す。

 G4は02年に開局し、ゲーマーの若い男性がメイン視聴者層。米版「SASUKE」は「Ninja Warrior」のタイトルで06年に放送スタート。最初は深夜だったが、早々と人気に火がつき、平日ゴールデンの帯番組に進出するなど、局の看板番組に成長した。G4は14年に閉局。その後、約2年のブランクを経て別の局で放送されたが、17年に終了。世界のゲーマー人口が増え続ける中、G4が今年7月に復活することが発表されており、米版「SASUKE」の全米放送は4年ぶりの復活。なおかつ初の世界配信もされる。

 G4のブライアン・テゥィリガー本部長(編成・戦略担当)は「何千もの復活を望む声がG4にこれまで寄せられるなど『Ninja Warrior』は地球上で一番熱いファンを持つ番組です。ファンの意志の強さや実行力たるや、番組内の真剣勝負と匹敵するほどです」と話している。

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2021年4月14日のニュース