宝塚専科スター・轟悠が10月退団 元雪組トップ、7月「婆娑羅の玄孫」で主演へ

[ 2021年3月17日 18:32 ]

専科スターの轟悠(2019年撮影)

 宝塚歌劇団は17日、特別顧問で専科の轟悠(とどろき・ゆう)が10月1日付けで退団すると発表した。18日に退団会見を開く。

 8月11日生まれ、熊本県出身。人吉一中を経て85年に71期生として「愛あれば命は永遠に」で初舞台を踏む。月組に配属され、雪組に組替え、97年に雪組トップに就任した。02年、スペシャリスト集団が所属する専科へ異動。03年理事に就任。20年7月に退任し、特別顧問となった。

 代表作は「風と共に去りぬ」「凱旋門」など。

 轟は7月に星組公演「戯作『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)』に主演する。大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで9~15日、東京芸術劇場プレイハウスで21~29日に上演される。

続きを表示

2021年3月17日のニュース