コブクロ、デビュー当時の意外な過去明かす「挫折もいっぱいありました」

[ 2021年3月10日 05:56 ]

デュオ「コブクロ」の黒田俊介(左)と小渕健太郎
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 男性デュオ「コブクロ」の小渕健太郎(43)と黒田俊介(43)が、9日に放送されたMBSテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)に出演した。

 「ちちんぷいぷい」は1999年10月にスタートし、放送5000回を超えている長寿番組だが、12日に放送最終回を迎える。そのため最終週(8~12日)は「フィナーレウィーク」として、放送枠を4時間に拡大中で、今回はデビュー前から同番組に出演した縁のあるコブクロが出演した。

 番組内では、デビューした際に同番組にも出演したVTRも流れた。黒田は「本当に申し訳ないですけど、このデビューの前後、2週間ぐらい、僕、意識ないんですよね」と話し、「朝、大阪。昼、仙台。夜、福岡、みたいな。家出るとき、マネジャーに次、何泊ですかと聞いたら、『14泊です』と言われたことがある。どうやって、荷物持っていくねん、て」と、多忙だった当時を振り返った。

 しかし、当時は良き思い出だったようで、黒田は続けて「このときは、まだ希望しかないですよ。まだ何の挫折も味わってないころです。うわ~って(前進して)行くんですけど、行っている間にバカーンって頭打つんですけどね」としみじみ。同番組のMCを務める山中真アナウンサーが「コブクロに、挫折ありました?」と尋ねると、黒田は「いっぱい、ありましたよ。大阪ではライブで人が集まるのに、東京ではなかなか集客できなかったとか」と告白。小渕も「急に、自分たちの未来が真っ暗になるんですよ。今まで信じていたもので、いいのかなって」と振り返り、さらに「前に進めない自分たちがいて、そこから何回も挫折して。メジャーデビューしてから、特にそうですね」と、意外な過去を打ち明けた。

 その後、結成20周年を迎えた2018年に、ちちんぷいぷいに初出演した場所で再びライブをする映像を見た小渕は、「昔から応援してくださっている方が、ずっと聞いてくれていることに気づいて。この人たちがずっと聞いてくれる音楽をつくるべきなんだ、と。ちゃんと場所もあって、同じ方向を向いて、同じことをしている自分たちがうれしい。この日は本当にうれしかったです」とファンの存在を語り、黒田もうなづいていた。

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2021年3月10日のニュース