東国原英夫 総務官僚への大甘減給にもの申す「100万以上もらってるんですよ?80万にしたところで…」

[ 2021年3月6日 15:42 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(63)が6日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に出演し、総務省の接待問題への処分について苦言を呈した。

 番組では、菅義偉首相の長男・正剛氏が務める放送事業会社「東北新社」による、総務官僚への会食接待について取り上げた。国家公務員倫理規程にのっとり、谷脇康彦総務審議官ら7人の減給など合計11人が処分されたが、東国原は処分の軽さを問題視した。「規程通りに総務省のお役人さんは処分されたんです。3カ月、20%(の減給)とか。でも、その処分が甘いんじゃないかと。規程自体が甘い」と指摘。「今回、贈収賄に関わるような問題だったら、もっと停職とか、そういう懲戒処分は必要なんじゃないか」と私見を語った。

 減給額についても「20%で3カ月分って、100万以上みんなもらってるんですよ?審議官とか、月に。それを80万くらいにしたところで…」とし、今後の不正な接待への抑止効果を疑問視した。

 東北新社は、二宮清隆社長が引責辞任、正剛氏らも懲戒処分を受け、人事部付に異動となった。東国原は「相手の東北新社の社長さんは辞任しました。民間はあれだけ厳しいんですよ?それに対して国家公務員は守られている」とも指摘した。

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2021年3月6日のニュース