古市憲寿氏「やりたいと言う人をたたかないで」 五輪開催可否で選手が声を上げにくい状況に懸念

[ 2021年2月27日 17:32 ]

テレビ朝日の社屋
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 社会学者で作家の古市憲寿氏(36)が、27日放送のテレビ朝日系「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演し、東京五輪・パラリンピックの開催の可否について主役の選手たちが意見しにくい現状に懸念を示した。

 番組にはカヌーのリオ五輪銅メダリストで、東京五輪出場が内定している羽根田卓也(33)がリモートで出演した。MCの中居正広(48)から「なかなかアスリートの意見がなかなか出て来なかったりする。言いにくい、発信しにくいところもあったりしますか?」と問われ、「あると思います。何か発言すれば取り上げられてしまう時代ですので」と返答。「オリンピックが今、非常に敏感なテーマになっていて、渦中にある選手たちがなかなか人前で大きな声を発するというのに抵抗のある選手が、たくさんいると思います」と選手側の視点で語った。

 羽根田の思いを踏まえた上で、古市氏は五輪について「本当だったら、みんなが賛成というイベントのはず」とコメント。「反対の人もどんどん増えていて、選手は当然やりたいだろうに、賛成と言っちゃうとたたかれちゃうんじゃないかとか、余分な気を遣わなきゃいけないという。本当は練習に打ち込めるはずなのに」と、選手への精神的な負担が増している現状に心を痛めている様子だった。

 中居が「安心でも(なく)、安全も確保されていないまま、アスリート側が『やろう、やろう』というのは訴えにくいというのは分からなくもない」と語ると、古市氏は「ただ、やりたいと言う人をたたかないで欲しいなと思います。オリンピック賛成、反対はあってもいいと思うんですけど、アスリートに対する批判は違うのかな」と、攻撃の矛先が選手に向かないよう願っていた。

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