棋王戦第2局 挑戦者糸谷哲郎八段の先手で始まる

[ 2021年2月20日 10:46 ]

棋王戦第2局に後手で臨んだ渡辺明棋王(提供:日本将棋連盟)
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 挑戦者・糸谷哲郎八段(32)の先勝で迎えた第46期棋王戦5番勝負の第2局が20日午前9時、金沢市で始まった。初手で飛先の歩を突いた先手・糸谷に対し、渡辺明棋王(36)=王将、名人の3冠=も飛先の歩を突き返し、相居飛車となった。その後、5手目で角道を開けた糸谷が角換わりへ誘導し、持ち時間4時間の1日制はハイペースで指し手が進んだ。

 午前10時のおやつは渡辺がガトーショコラとホットコーヒー、糸谷がフルーツ盛り合わせとアイスコーヒーを選択した。渡辺は並行開催の第70期王将戦7番勝負(本社主催)でも挑戦者の永瀬拓矢王座(28)に対し、3勝1敗と防衛に王手をかけている。渡辺の3連覇がかかる第5局は3月1、2日に佐賀県上峰町で指される。

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2021年2月20日のニュース