マヂラブ、上沼恵美子に感謝 M―1酷評で「漫才終わった」も“ブーム”到来「スケジュールパンパン」

[ 2021年2月15日 15:08 ]

「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(左)と村上
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 お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(34)と村上(36)が14日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」(後4・25)に出演。お笑いタレント・上沼恵美子(65)に漫才を酷評された当時を振り返った。

 マヂカルラブリーは17年に初めて「M―1グランプリ」の決勝に進出。だが、決勝進出10組の中で唯一、審査員全員が80点台の採点で、最下位の10位に終わった。大会最低の83点をつけた審査員の上沼からは「一生懸命やってるのは分かるけど好みじゃない」「よう決勝残ったなと思って」などと厳しい意見が飛び出して話題に。

 当時、野田は「漫才終わったなと思って。芸人として、あと何が残っているか探すくらいだなと」。あまりのショックに「もう漫才できなくなったけど、どう?」と村上にこぼしたほど。「決勝でウケることはもうないと思ったんですよ。ってことはあとは何が残ってるんだろうって。M―1はこの日で終わったと思った」と回想した。

 村上が「次の日、街を歩くのも恥ずかしかった」と話すと、野田も「俺も歩けなかった、どういう目で見られるか分かんなかったし」と同調。「親、兄弟がどんな目に遭っているんだろうって考えちゃったり」と、母親には「恥かかせたな」をLINEを送ったこともあったという。

 しかし、上沼の酷評シーンが反響を集め「予想だにしなかったんですけど、大忙しになった。上沼ブームみたいな。スケジュールがパンパンに埋まった」と野田が話すと、村上も「休みがなかったぐらい」とコメント。ブレークのきっかけを作ってくれた上沼に、2人は「感謝です」と口をそろえていた。

 昨年の「M―1グランプリ」では、ファーストステージで上沼から94点を引き出して700点中649点の2位で最終審査へ進み、つり革を持ちたくない男のネタで史上最少の3票で優勝したマヂカルラブリー。終始笑顔で見守っていた上沼からは「あんたら、アホやろ。バカバカしさを突き抜けて、芸術や」と最大級の褒め言葉が贈られた。

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2021年2月15日のニュース