TBS「噂の!東京マガジン」31年半の地上波放送に幕 4月からBS移行!森本毅郎ら続投 全国放送に

[ 2021年2月14日 13:00 ]

4月からBS―TBSに移行する「噂の!東京マガジン」。日曜午後1時枠は変わらず、レギュラー陣も続投(前列左から森本毅郎、小島奈津子、後列左から風見しんご、山口良一、井崎脩五郎、清水国明、笑福亭笑瓶、深沢邦之)(C)BS―TBS
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 TBSの“日曜昼の顔”「噂の!東京マガジン」(日曜後1・00)が3月28日をもって31年半にわたる地上波放送を終了し、4月4日からBS―TBS(日曜後1・00)へ移行することが14日、両局から発表された。TBSは「TBSグループのタイムテーブル強化の一環」と理由を説明。日曜午後1時枠は変わらず、総合司会の森本毅郎(81)らレギュラー陣も続投。名物料理コーナー「やって!TRY」なども継続される。地上波放送は終了となるものの、BS引っ越しで放送地域は全国に拡大する。

 「噂の!東京マガジン」は1989年10月1日にスタート。3月28日は1484回目の放送となる長寿情報番組。開始当初は日曜午前10時枠だったが、92年から現在の日曜午後1時枠になり、日曜昼の代表的番組として存在感を示してきた。

 TBSの瀬戸口克陽編成局長は「TBSグループのタイムテーブル強化の一環として、この4月、BS―TBSへ移行することを決めました」と説明。「これまで番組をご覧いただき、支えていただいた視聴者の皆様に、心より感謝申し上げます。数々の名物コーナーがある番組ですので、引き続きBS―TBSにてお楽しみいただければと考えています。そして、現場ロケや歯に衣着せぬスタジオトークで、時代の『今』を伝え続けていただいた、森本毅郎さんをはじめ、出演者の皆様にも、深く感謝申し上げます」と謝意を表した。

 後番組については、TBSは「現在、調整中」とした。

 BS―TBSによると、4月からも総合司会の森本、6代目アシスタントの小島奈津子(52)をはじめ、井崎脩五郎(73)清水国明(70)山口良一(65)笑福亭笑瓶(64)風見しんご(58)Take2深沢邦之(54)らレギュラー陣の顔ぶれは変わらず。森本、小島、井崎は毎週出演。他のレギュラーは週替わり出演になる予定。各地の問題について現場取材を行う「噂の現場」、街の若者が様々な料理に挑む「やって!TRY」などの人気コーナーもそのまま継続される。

 地上波放送はTBSとJNN系列9局だったが、BS移行により放送地域が全国に拡大。「身近な出来事から世の中が見える番組」というモットーの下、TBSからのバトンを引き継ぎ、視聴者の生活に寄り添うコンテンツを届け続ける。

 森本は「4月からは全国放送になります。現在放送していない笑福亭笑瓶さんの故郷・大阪や、山口良一さん・風見しんごさんの広島、そして清水国明さんの福井でも放送が出ることになります。彼らにとって、故郷の皆さんにお目見えすることになりますから、張り切っています。どうぞお楽しみに」と呼び掛け。

 BS―TBSの茂川博史編成制作局長は「“日曜お昼の顔”として長年人気を誇る『噂の!東京マガジン』をBS―TBSで編成させていただけることとなり、大変うれしく心強い気持ちでおります。BS―TBSでは全国放送となりますので、新たな地域に番組をお届けできるとともに、内容もさらなる広がりを見せていってくれるものだと期待しています。これまで番組をご覧いただいている視聴者の皆様には、引き続き同じ“日曜午後1時”に番組を楽しんでいただければ幸いです。BS―TBSで新たにスタートする『噂の!東京マガジン』にどうぞご期待ください」。ポジティブな編成となった。

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2021年2月14日のニュース