太田光 組織委会長辞任騒動で持論「自分がジョークだと思っていることでたいてい失敗する」

[ 2021年2月14日 11:03 ]

爆笑問題の太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(55)が14日放送のTBS「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に出演。女性蔑視発言騒動を受け、森喜朗氏(83)の東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長辞任騒動について持論を展開した。

 一連の騒動について、太田は「森さんの発言の中でラグビー協会のわきまえた女性たちが多いっていう、それはそれで問題になったけど、日本人の根底にわきまえろよっていうのがある。空気が読めないって、森さんが発言したことによって、わきまえろよって森さんを追い出したってことになった」と指摘。「外から見て恥ずかしいって言うけど、日本人の中で元々世間体を気にするとか、外国から見られると恥ずかしいとか、そういうことが根底にある。それは昨日、きょうで変えられるものではない」と私見を述べた。

 続けて「それが日本人のいいところでもある。トランプさんがあれだけ差別発言して、女性蔑視してもアメリカは4年間、大統領であることを許していた。アメリカから恥ずかしいって言ってるけど、トランプさんが日本の首相になったら3つもつぶやけない。そう考えると、そこまで自虐的にならなくてもいいんじゃないかなと思う」と持論を展開貸した。

 さらに、太田自身もプライベートでは「女って話長いよねって俺は言っちゃうんです」とも。これに対し、池田美優(22)は発言自体は「よくあることではある」としつつも、藤田ニコル(22)は「この場でわざわざ選んで発言すべき言葉なのかっていたら、違う」とピシャリ。

 太田は「(発言は)公私と分けないといけない」としたうえで「それは森さんの失敗だった。おそらく何となく軽口、こぼれ話として女性を4割にする苦労の中で、こんなこともあるんですよ、ジョークとして言ったんだけど」と理解を示しつつ。「私の経験から言うと、自分がジョークだと思っていることでたいてい失敗します」と笑わせた。

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2021年2月14日のニュース