封じ手は「4五飛」 第70期王将戦7番勝負第4局対局再開

[ 2021年2月14日 09:10 ]

<第70期王将戦第4局・2日目>渡辺王将(左)と永瀬王座(撮影・吉田 剛)
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 将棋の第70期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第4局が14日午前9時、前日から行われている東京都立川市の「SORANOHOTEL」で再開された。

 午前8時40分、挑戦者の永瀬拓矢王座(28)が対局場に入室。7分後に渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=が姿を見せ、対局1日目の指し手を再現した。本七番勝負協賛社の立飛ホールディングス村山正道代表取締役社長が見守るなか、1日目に永瀬が封じた71手目を立会人の谷川浩司九段が開封。封じ手は「4五飛」だった。

 13日午後11時7分ごろに発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震による影響はなく、予定通り対局は行われる。

 持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は先手の永瀬が3時間55分、後手の渡辺が3時間29分。持ち時間は各8時間。副立会は中川大輔八段、記録係は田中大貴三段が務める。

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