坂本スミ子さん、波瀾万丈な人生…カンヌから帰国前日に大麻騒動発覚

[ 2021年1月24日 05:30 ]

坂本スミ子さん
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 NHKのバラエティー番組「夢であいましょう」の主題歌を歌い、銀幕でも活躍した女優の坂本スミ子(さかもと・すみこ、本名石井寿美子=いしい・すみこ)さんが23日午前3時35分、脳梗塞のため熊本市の病院で死去した。84歳。大阪市出身。葬儀は近親者で行う。喪主は長女聖子(せいこ)さん。83年にカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝いた主演映画「楢山節考」では老いた母役に前歯を抜いて臨み、鬼気迫る演技を見せた。

 華やかな経歴の一方で、波瀾(はらん)万丈な人生でも知られた。83年、カンヌからトロフィーを持って坂本さんが日本に凱旋したが、知人のフリーカメラマンに大麻を譲渡したとして大麻取締法違反の疑いで書類送検されていたことが前日に判明。空港には映画記者だけでなく事件記者も押しかける事態となった。

 大勢の報道陣が凱旋を取材するものだと思った坂本さんは喜びのポーズをとったが、質問は大麻に集中。「私はグランプリを持って帰ってきたんですよ」と声を荒らげた。

 坂本さんはその後、会見を開き疑惑を否定。心労で入院した病院に爆破予告が入る騒ぎも。のちに起訴猶予となった。

 病魔との闘いも繰り返した。持病の膵臓(すいぞう)炎のほか、89年に胃と膵臓の腫瘍の摘出手術を受け半年入院。一時は生死の境をさまよった。90年には急性腎盂(じんう)炎で入院先から点滴をつけたままドラマの撮影現場に入る気迫を見せた。

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