有働由美子アナ 結婚と出産の葛藤明かす「出産するために結婚を」、「相手いないのに不妊治療」

[ 2020年12月18日 17:16 ]

有働由美子アナウンサー
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサー有働由美子(51)が18日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に出演し、結婚と出産に対する葛藤を明かした。

 かつて番組で「50回以上の見合いを経験している」と明かしたところ、実妹から「80は行ってる」とツッコミが入ったという有働アナ。相手の中には、完璧すぎて「私なんかにいいんですか?みたいな人もいた」が、結果的には断ってしまったという。「こんなにかっこよくてすてきな人が私と一緒にいて、めっちゃ気を遣うやん?とか、お母様がものすごいお料理上手で、(自分が)その料理を作れなくて、家に帰ったらまあまあな料理が出てがっかりさせちゃうじゃん?と気にしちゃって」と理由を説明した。

 一方で、出産については長年、悩み続けたという。最初の分岐点は、NHKで米国特派員を務めていた40歳のころ。「身に余る光栄で特派員をさせてもらってて、死ぬほど働いてた」。その反動か、自律神経を病んでしまい、医師からは「出産とかを考えているんだったら、今すぐ仕事を休んで下さい」と言われたという。しかし、診断された日は、欧州へ出張する当日。「こんな私にこんな仕事をくれたのに、これをやり遂げないで、自分の体の方を選ぶって。その時は目の前1ミリしか見ないで仕事をしてたから、そう思ってそっち(仕事)を選んだ」という。

 それでも出産への思いは捨てきれず、「出産するために結婚したい」という思いも抱くようになり、「相手もいないのに不妊治療に通った」と明かした。「女性の生物として(出産を)しなきゃ、したい、しなきゃ…というのがあって、本能的に突き動かされてた。『結婚できない』じゃなくて、『出産できないかも』と思った時に毎日泣いたり、早く仕事をやめなきゃとか思ったり」。中には「有働さんの遺伝子を残した方がいい」と言ってくれる男性もいたというが、「まったく悪気もないし、ありがとうと思うけど、物理的にも無理だし、そういう言葉にも慣れる」と胸中を明かした。

続きを表示

2020年12月18日のニュース