小松さんの妻・朋子さん“努力の人だった” 苦楽ともにした44年間「お疲れさまと言いたい」

[ 2020年12月12日 05:30 ]

小松政夫さん死去

76年の小松さんと朋子さんの結婚式
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 小松さんの妻、朋子さんはスポニチ本紙の電話取材に「まさに九州男児で“女は引っ込んでろ”という内弁慶なタイプでした。シャイな人でもありました」と夫としての人柄をしのんだ。

 一方で、仕事への取り組み方は「神経質でとても細かかった。稽古や練習を常にしていないと気が済まない性格でした。でもその姿を私には見せまいと、自分の部屋にこもって打ち込んでいました」と振り返った。喜劇からシリアスまで幅広くこなす芸域の広さの背景には、家族にも見せなかった努力があったことを明かした。

 76年に結婚し、小松さんと44年間、苦楽をともにした。周囲は約1年の看病疲れを心配しているが、朋子さんは、小松さんに「お疲れさまと言いたい」と感謝を語った。「今まで主人のことをありがとうございました」。朋子さんの内助の功あっての小松さんの活躍だった。

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