22年大河「鎌倉殿の13人」小泉孝太郎 平宗盛役で9年ぶり大河“平清盛”松平健と父子役「うれしい」

[ 2020年11月17日 13:01 ]

2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に平宗盛役で出演する小泉孝太郎
Photo By 提供写真

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(37)が主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の新キャストが17日、番組公式ツイッターで発表され、俳優の小泉孝太郎(42)の出演が決まった。平清盛(松平健)の三男にして後継者の平宗盛役を演じる。大河ドラマ出演は徳川慶喜を好演した13年「八重の桜」以来、9年ぶり。三谷作品は初出演となる。三谷氏自らが動画で官房長官の記者会見風に発表し、16日から5日間連続で総勢24人の第1次出演者を発表する異例のスタイル。小泉が6人目に名を連ねた。

 大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府の第2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 小泉の大河出演は05年「義経」、09年「天地人」、13年「八重の桜」に続き、4作目。「僕が初めて大河ドラマにオファーを頂いた作品が『義経』でした。その時、平宗盛は鶴見辰吾さんが演じられていました。偉大な清盛の後継者である宗盛。2代目の苦悩、そして父親として家族への純粋な愛情を持っている宗盛の姿が印象的でした。宗盛は弱々しいイメージがある人物として描かれることが多いですが、今回の『鎌倉殿の13人』では、三谷さんにどのように描かれるのか、とても楽しみにしております」

 小栗とは「天地人」以来、12年ぶりの共演。「清盛を演じられる松平健さんとは『義経』の時にお会いしておりますが、お芝居では今回初めてなので、父と子の関係性でご一緒できることをとてもうれしく思います」と喜んでいる。

 初日(16日)に発表されたのは、小池栄子(39)片岡愛之助(48)松平健(66)佐藤二朗(51)の4人。小池が主人公・北条義時の姉にして鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻・北条政子、愛之助が義時の兄・北条宗時、松平が平家の総帥・平清盛、佐藤がタイトルにある“13人”の1人にして頼朝の側近・比企能員(ひきよしかず)を演じる。

 2日目(17日)に発表されたのは、中川大志(22)。“武士の鑑”と言われた若手御家人筆頭・畠山重忠を演じる。

続きを表示

2020年11月17日のニュース