金子恵美氏 トランプ大統領演説に「ここでさらに分断を…往生際が悪い」

[ 2020年11月6日 10:35 ]

金子恵美
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が6日、フジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。トランプ大統領(74)が日本時間の同日午前9時前にホワイトハウスで行った演説についてコメントした。

 番組では、演説を生中継。トランプ氏は「違法の票カウントで勝利が奪われる」「選挙への不正な介入が行われている」「郵便投票は不正の温床」などと主張した。

 金子氏は「民主主義の本場、米国で大統領選挙がこんな品格のないような泥仕合になっているのが残念。往生際が悪いなと思いました。郵便投票の不正という問題を指摘されてましたけど、この時のために前々から布石を打ってきたわけですよね。これには問題があると。ただ各陣営はち密な計算とプランにのっとってやってきたと思うんですが、この会見は想定内だったんだろうかっていう思いがしました」と自身の感想を述べた。そして「分断を生まないようにしてきた配慮という部分でいうと、ここでさらに分断をつくるっていうのは往生際が悪いと思った」と話した。

 米大統領選は、共和党のトランプ氏と民主党のバイデン前副大統領(77)で接戦となっている5州で集計作業が続いている。トランプ氏はツイッターで、バイデン氏が勝利を確実にした全ての州で不正があったとして提訴を拡大する意向を示し、「集計を止めろ」と主張。当選に必要な選挙人の過半数獲得に近づくバイデン氏はツイッターで、開票結果を待つよう「辛抱」を呼び掛けている。米メディアによると、西部ネバダ州ではバイデン氏が僅差のリードを維持。トランプ氏が先行していた南部ジョージア州でも、差が0・3ポイントまで縮まった。東部ペンシルベニア州では郵便投票の開票が進むにつれ、バイデン氏がトランプ氏を追い上げている。

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