伊藤健太郎の主演映画、予定通り公開へ 作品関係者に自筆の謝罪文書届く

[ 2020年11月1日 05:30 ]

先月20日、映画「十二単衣を着た悪魔」の完成報告会に出席した伊藤健太郎(左から4人目)
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 10月29日に道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で警視庁に逮捕され、30日に釈放された俳優伊藤健太郎(23)の主演映画「十二単衣を着た悪魔」が、当初の予定通り今月6日に公開されることが決まった。配給元のキノフィルムズが発表した。同社は伊藤から自筆の謝罪文書が届いたことも明かした。

 関係者によると、謝罪文は、監督の黒木瞳(60)をはじめとするスタッフや共演者ら、映画に携わった関係者に宛てられたもの。釈放後の30日深夜に関係者を通じて届けられた。内容については明かしていない。

 キノフィルムズは映画の公式サイトで公開決定を報告。木下直哉社長による文書で「釈放後に本作関係者への自筆の謝罪書面を受け取り、また、報道を受けてなお、公開を望む方々からの多くの声を頂戴したことなども踏まえた」と経緯を説明。さらに「大勢のスタッフ、キャストが長い時間をかけた創作のご尽力に報いたい」と思いを明かした。

 近年は出演者が不祥事を起こすたびに「作品に罪はあるのか」という議論が起こる。今回も公開の是非を問う声が上がるが、同社は「個人の罪と作品は違う」と理解を求めた。「映画は作品を見たいお客さまが自らの判断で選んで観賞するメディア」とし、再編集などはせず、そのまま公開するという。

 ただ、不祥事を起こしたのが主演俳優というケースは「過去に例がないのでは」と映画関係者。“主役不在”での公開はマイナス面が大きく、「公開時期のプロモーション活動が困難になり、興行面で打撃を受けるのは間違いない」と話した。

 伊藤は、黒木が「この役は健太郎君しかいない」とほれ込んで主演に起用された。公開翌日の7日に、都内で出演者による舞台あいさつが予定されているが、伊藤は当面の謹慎は免れない状況。登壇する可能性はゼロに等しい。関係者は「開催するかどうかも含めて検討中」としている。

 ▽十二単衣を着た悪魔 内館牧子さんの小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」の映像化。黒木瞳にとって2作目となる監督作品。フリーターの若者(伊藤)が雷に打たれ、源氏物語の世界にタイムスリップ。異世界で翻弄(ほんろう)されながらも成長していく物語。9月に大麻事件で逮捕、起訴された伊勢谷友介被告(44)も桐壺帝役で出演している。

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