小林麻耶 SNSの誹謗中傷に涙声で訴え「人の命を奪ってしまうかもしれない…本当にやめて」

[ 2020年10月1日 17:25 ]

フリーアナウンサーの小林麻耶
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 フリーアナウンサーの小林麻耶(41)が1日、TBS「グッとラック!」(月~金曜前8・00)に出演。ネットの誹謗中傷に「本当にやめてほしい」と涙声で訴えた。

 番組では、“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏(47)がある餃子店でマスクの着用を巡りトラブルになっている問題を取り上げ、餃子店側にはいたずら電話やSNSでの誹謗中傷のコメントが寄せられていることを紹介した。

 SNSの誹謗中傷について、小林は「私のところにも来ます」とキッパリ。「誹謗中傷で亡くなられた方がいて『“死ね”と言っちゃいけませんよ』って言われているにもかかわらず、そういうニュースがあった後にも私のところに今度は『まだ生きてるのか』『まだ乳がんにならないのか』とかって言葉を変えて表現をするんですよ。『死ね』がダメだったらそういう言葉で返してくる。本当にいけないことだと思うんですよね」と声を震わせて訴えた。

 番組MCの立川志らく(57)が「いくらいっても連中には心がないからわからない」と達観したコメントをすると、小林は「わからないって、諦めないで。絶対に言っちゃいけないんですよ」と熱弁。堀江氏の影響力の大きさを指摘し、「1人1人がSNSで力を持ってるってことをわかってほしい。これで店主の方や、ご家族の方、お子さんが本当に苦しい思いをして、もしかしたら心を病んでしまうかもしれない。どうなってしまうかもしれないんですよ。1人1人の言葉ってすごい大切。命を本当に大切にしてほしいなと思う」と目に涙を浮かべた。

 さらに「(コメントを)見るタイミングだったり、心の状況はそこまで想像できないんです。だから、本当にお願いだから(やめて)、それで人の命を奪ってしまうかもしれない」と小林。「今、私は、妹が亡くなって3年経って、『死ね』って言われても、『まだ生きてるの?』って言われても、頑張って生きる努力をしようって思えるようになったんですけど、妹が亡くなった直後にそういう言葉を浴びせられた時、自分がツライ時にそれを読んだら、、本当に死にたいって思うぐらい、追い詰めることができるんですよね、たった1人の言葉で。だから、本当にやめてほしいし、みんなでポジティブな言葉を広げていきたい」と涙声で訴えた。

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2020年10月1日のニュース