昨年9月乳がん公表の太田裕美 10カ月ぶりブログで回復報告「経過観察となりました」

[ 2020年7月12日 17:11 ]

歌手の太田裕美
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 昨年9月に乳がんで闘病中であることを公表した歌手の太田裕美(65)が12日、自身のブログを更新。乳がんを公表した昨年9月の投稿から約10カ月ぶりの投稿で、「経過観察」となったことを明かした。

 太田は「ご報告...その後です。」のタイトルで更新。「9月のご報告から10カ月...長い間ご心配おかけしました」とあいさつ。続けて「昨年7月からの手術、抗癌剤、放射線治療を無事終え、直近の精密検査の結果、転移なしの経過観察となりました」と経緯を報告。「辛く苦しい治療期間も、たくさんの皆さんの励まし、応援を支えにそして歌い続けていくという思いで、乗り越えられたと思います」と思いを記した。

 「寛解にはまだまだ長い年月を必要としますが これからも油断することなく、定期検査を受けながら、規則正しい生活を心がけ、柔らかな日々を続けていきたいと思います」とし、「今は、新型コロナウィルスの影響で、自粛生活が続き新たに厳しい日々ですが、これも又、ゆっくり静養し、力を蓄える時期とし、希望を胸に過ごしています」とつづった。

 8月の京都、10月の東京でのコンサートを告知し「さまざまな思いを込めて『観客半分、心は倍返し!』でお届けします」と意気込み。「どうぞ、無理をせず、安心安全をもとにいらして下さい。お待ちしています」と呼びかけ、「たくさんの暖かいメッセージ、本当にありがとうございました」と締めくくった。

 太田は昨年9月、ブログで乳がんであることを公表し、「8月から抗癌剤治療に入っています」とすでに治療に入っていることを報告。「休養をとっての治療の選択もありましたが、来春までのスケジュールが決まっていましたし、11月にはデビュー45周年の大きなイベントも控えてましたので、あえて、治療しながら歌っていく、ということを選択しました」と活動を継続しつつ治療を受ける方針を明かしていた。

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2020年7月12日のニュース