観月ありさ、浜辺美波をいびり倒す!初の悪役挑戦、29年ぶり連ドラ助演「パワー全開で」

[ 2020年6月30日 05:31 ]

老舗和菓子店の女将として初めてヒールを演じる観月ありさ
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 女優の観月ありさ(43)が悪役に初挑戦する。浜辺美波(19)、横浜流星(23)がダブル主演する日本テレビの夏ドラマ「私たちはどうかしている」(今夏スタート、水曜後10・00)で演じるのは嫁候補をいびりまくる老舗和菓子店の女将。おっちょこちょいな看護師や正義感が強い主婦、シングルマザーの新聞記者など、さまざまな役柄を演じてきた実力派が新境地を切り開く。

 創業400年の老舗和菓子店を舞台にしたラブミステリー。観月は、15年前の事件で殺害された先代当主の妻で、横浜演じる一人息子に店を継がせようと異様な執念を燃やす女将役。横浜にプロポーズされ転がり込んできた浜辺を追い出そうと、あの手この手でいびり倒す。観月はこれまでも母親役を演じることはあったが、40代に入って演技も円熟味を帯び“嫁いびり”をするまでになった。

 連ドラでの助演は29年ぶり。観月は92年のフジテレビ「放課後」から今年のNHK・BSプレミアム「捜査会議はリビングで おかわり!」まで連ドラの主演記録を29年連続更新中。この間、ゲストや友情出演はあるが助演はなく、主演以外で連ドラにレギュラー出演するのは、91年のフジテレビ「もう誰も愛さない」以来となる。

 今作では、物語が進むにつれて女将のおそるべき執念の理由と、15年前の事件の真実が明らかになっていく。観月は物語のキーマンの位置づけ。ドラマのエンドロールでは最後に名前が表示されるが、これも30年を超えるキャリアの中で初めてという。

 観月は「台本を読んでいても“来たーっ!”とワクワクしてしまう、かなり強烈なキャラクターの女将です」と紹介。「“わぁ出た!”“また凄いことしてる!”と、見るのが楽しみになっていただけるよう、パワー全開で演じていきたい」と、度肝を抜く“いびり”で視聴者を驚かせるつもりだ。

 《幅広い役柄演じる実力派》フジテレビ「ナースのお仕事」シリーズ(96~14年)では、ドジだけど患者思いの看護師が当たり役となった。日本テレビ「斉藤さん」シリーズ(08、13年)では世の悪に敢然と立ち向かう主婦を熱演。サザエさんを演じたフジテレビの同名ドラマもシリーズ化(09~13年)された。17年の同局「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」では骨が大好きな標本士など一風変わった職業も。これまでも幅広い役柄を演じている。

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