AKB10期が10周年配信で近況報告 タイ移籍の伊豆田は“権力者”?「みんな逆らえない」

[ 2020年6月30日 21:49 ]

タイ・チェンマイのCGM48でメンバー兼支配人を務める伊豆田莉奈
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 AKB48の10期生メンバーが30日、劇場デビュー10周年を記念し、YouTube生配信を行った。

 出演したのは、正規メンバーとして活動した8人のうち7人。現役メンバー入山杏奈(24)、加藤玲奈(22)のほか、タイ・チェンマイのCGM48に在籍する伊豆田莉奈(24)、卒業生のタレント市川美織(26)、福岡FBSのアナウンサーになった小林茉里奈(24)、女優・藤田奈那(23)、さらに現在は一般企業に勤める仲俣汐里さん(27)の7人が、リモートながら顔を合わせ、10年を振り返った。

 7人はお互いの近況を報告した。18年にメキシコに渡り、人気ドラマ「L.I.K.E」出演で人気女優になった入山は、「2年前にメキシコに渡ったんですけど、メキシコがすごく好きで、メキシコに住んでます」と明かした。仲俣さんはメーカーの企画開発部門に所属しているといい、小林は仕事ぶりをまとめたVTRを披露する用意周到ぶりだった。

 近況で最も驚かせたのは、伊豆田だった。CGM48では、メンバー兼支配人として活動中。「みんな逆らえないから。1stシングルを出したんだけど、オーディションも審査員として行って、1stシングルの曲を決めたり、選抜メンバー、センターの子を誰にするかとか、ポジションとか(を決めた)。お仕事とかも、来たらどの子がどのお仕事に合うかとか」と明かすと、出演者たちから「P(プロデューサー)じゃん」「権力者だ…」と驚きの声が上がった。

 思い出話にも花が咲いた。藤田はオーディションの時を振り返り、「ダンスオーディションで棒立ちしていたあんにん(入山)を見て、絶対落ちると思った。ふざけてるのかなと。絶対に不合格だと思ったら合格してて、それがあんにんだった」とぶっちゃけ話を披露。入山は「(オーディション前の)休憩の間に全部忘れちゃって。笑っておけばいいかなと」と、笑顔で乗り切ったことを明かした。

 入山はメキシコ、伊豆田はタイ、この日は仕事の都合で参加できなかった阿部マリアは台湾でタレント活動中と、世界に羽ばたいた世代でもあった。市川は「グローバルな10期生。私も世界を目指して“フレッシュレモン”になりたいと思います」と、かつての代名詞を口に出して宣言。メンバーから「なってから卒業したんじゃ?」と突っ込まれると、市川は「はい!ということで…」と話を強引にぶった切り、笑わせていた。

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2020年6月30日のニュース