来年のアカデミー賞の授賞式が2カ月延期　新型コロナの影響で4月25日に開催

アカデミー賞の受賞者に贈られるオスカー像（AP）
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　米映画芸術科学アカデミーは15日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮して、来年のアカデミー賞（第93回）の授賞式を2カ月延期し、2021年4月25日に開催すると発表した。

　授賞式の延期は、レーガン大統領が銃撃されて負傷した1981年以来（1日延期）、40年ぶり4回目。作品の多くが映画館の再開まで公開延期を余儀なくされている事態を受け、アカデミー賞の選考対象作品を決める期間も、2020年12月31日から2021年2月28日に延長された。授賞式は当初、2021年2月28日に開催される予定だった。開催方式については、通常通り俳優らが会場に集結するのか、インターネットを通じたリモート開催となるのかは決定していない。

　なお2020年12月14日に予定されていた「アカデミー映画博物館」の開業も、2021年4月30日に延期された。