日本将棋連盟、棋聖戦コロナ対策万全 「おやつ」は控室に準備

[ 2020年6月9日 05:30 ]

第91期棋聖戦5番勝負第1局   〇藤井聡太七段 ●渡辺明棋聖 ( 2020年6月8日    東京・将棋会館 )

<第91期棋聖戦5番勝負 第1局>渡辺棋聖との第1局を終え会見に臨む藤井七段(左)=撮影・小海途 良幹
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 日本将棋連盟では4月以降、対局場での新型コロナウイルス感染対策に力を入れており、今回の棋聖戦でも万全を期した。

 対局する両者には朝の検温を義務付けた。対局室では棋士のマスク着用を推奨。窓を開放して常時換気に努めるほか、感想戦は極力短時間で終了することとした。

 タイトル戦に付きものの、大盤解説や前夜祭などのイベントは全て中止。また、対局後の取材も別室にいる記者とウェブ会議システムを使用したリモート形式で実施。記者の数も通常時の半分以下に減らして行われた。通常は対局室まで運ばれる「おやつ」は両者の控室に準備された。

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