ともに甲子園経験「TIM」がエール ゴルゴ松本「命があれば野球はできる」

[ 2020年5月21日 05:30 ]

夏の甲子園中止に関してコメントしたTIM
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 「第102回全国高校野球選手権大会」の中止が正式に決まった20日、高校時代に野球部だった芸能人から、甲子園への道を断たれた球児への励ましの声が相次いだ。甲子園出場経験があるお笑いコンビ「TIM」も球児にエールを送った。

 83年、京都・東山高3年の時に夏の甲子園に出場したレッド吉田(54)は「相当な心のダメージがあると思いますので、指導者の皆さんからのフォローをお願いしたいです」と気遣った。

 85年、埼玉・熊谷商3年でセンバツに出場したゴルゴ松本(53)は「悔しいな、悲しいな、やってられねーな!だけど球児たちの命を守る正しい決断だと思います」と複雑な思いを吐露。「命があれば野球はできる。野球少年の皆さん、どうか野球を好きでいてください。球は魂なり!命」とメッセージを発した。

 ▼上地雄輔(横浜高野球部OB)中止ということを受けて、悔しさと納得しなければいけないという気持ちで、まだ整理がついてない生徒の皆さんがたくさんいると思いますが、いつかこのことが次のステージか、または違うフィールドで生かせるんだと信じて前に進んでほしいです。

 ▼トータルテンボス藤田憲右(静岡・小山高野球部OB)3年生の選手の気持ちを考えるといたたまれない。この先、野球を続ける球児もやめてしまう球児もいずれこの経験をプラスにできるように強くたくましく社会に出てきてほしい。君たちはこの102回の大会の歴史の中でも特別な存在なのだから!

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2020年5月21日のニュース