野々村友紀子氏 ライブ決行の東京事変を疑問視「自己責任で済むことじゃない」

[ 2020年3月2日 14:36 ]

 放送作家の野々村友紀子氏(45)が2日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)で、先月29日にライブを決行したロックバンド「東京事変」について疑問を投げた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、スポーツ界や芸能界など各界がイベントを自粛する中、東京事変は東京国際フォーラムでツアー初日公演を行い、8年ぶりに再始動。4年に一度しかない「2月29日」はグループやファンにとっては8年前に解散した特別な日だった。

 「特別な日で、ファンの方も、やる方の気持ちも本当に分かるんですけど」と前置きしつつ、「吉本(興業のイベントやライブ)もいろいろ中止になって、単独イベントや、いろんなお芝居とか、準備してきた人たち、みんな止めて。それって“今ここで頑張らないと”と、みんな大変な時だからじゃないですか」と自粛している人たちの立場を説明。

 「これって自己責任で済むことじゃないんですよ」と力説した。

 「(ライブに)行った人は“感染してもいいから見ます”かもしれないですけど。その行き帰りでうつったり、もしかしたら大切な家族や、知らないうちに生活で周りの人にうつすっていうので」と自粛の意味を強調。突然の休校要請で卒業式や終業式が無くなって落胆する児童、生徒らもいる中、「人のためだと考えるとグッと我慢して欲しい。子どもたちが涙流して我慢している中ですから。特に大人も我慢しないといけない時期なのかなと思います」と続けた。

 司会の坂上忍(52)も「当事者とファンの方たちで済む話じゃないってことは大人なら分かる話」と話した。

 野々村氏には、夫でお笑いコンビ「二丁拳銃」の川谷修士(45)との間に中学生と小学生の2女がいる。

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2020年3月2日のニュース