藤井聡太七段、千田翔太七段に敗れる 朝日杯準決勝

[ 2020年2月11日 12:07 ]

<朝日杯将棋オープン戦準決勝>大盤解説場で、千田七段(左)に敗れスピーチする藤井七段(撮影・久冨木 修)
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 将棋の朝日杯オープン戦は11日午前、東京都内で準決勝2局を行い、藤井聡太七段(17)は千田翔太七段(25)に敗れて同棋戦3連覇を逃した。

 昨年11月19日の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグ最終局で広瀬章人八段に敗れて以来約3カ月ぶりの黒星。今期成績は41勝11敗(未放映のテレビ対局は除く)となった。

 
 序盤から劣勢に立たされ、先に持ち時間を使い切る苦しい展開での敗退に藤井は「千田七段の方から強く踏み込まれ、いくつか(逆転への)分岐点があったと思いますが、その中で正しい手を選択できずに形勢が悪くなったと思います」と分析。V3を逃したことについては「また実力をつけて頑張りたい」と話した。

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2020年2月11日のニュース