松村邦洋、野村克也さん悼む ものまね始めたきっかけ「掛布のまねばっかり…俺のもやらんかい」

[ 2020年2月11日 18:09 ]

松村邦洋が着る阪神のユニホームにサインする野村克也監督(01年撮影)
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 プロ野球選手ものまねを得意とする阪神ファンでタレントの松村邦洋(52)が11日、TBS系の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演し、虚血性心不全で死去した元ヤクルト、阪神、楽天などの監督で「ノムさん」の愛称で親しまれた野村克也さんを悼んだ。

 松村は「本当に温かい方でした。阪神の監督になられた時に、野村さんから“松村、掛布のまねばっかりやっているけど、俺のまねもやらんかい”と言われてから、野村さんのものまねをやらせていただきました」とものまねを始めたきっかけを語った。

 「“何言っても怒らないから、何でもやらんかい”と。優しい方でした。あれから阪神3年間は最下位でしたけど、僕が“阪神のメールアドレスはスランプ、スランプ、ドット落ち込むんや”と言っても“松村、似てきたやないか”と気さくに声を掛けていただいた」と思い出を振り返った。

 「人が嫌がるような仕事も進んでやられていて。ラジオの10本録りとかはキツいと思うのですが、喜んでやっていただいた。“松村が出るなら出てもいいよ”と言ってくださったこともあります」と感謝した。

 野村氏の人柄について「周りを照らす人でした」と松村。「生きる死ぬというのは心臓が止まった時が個体の死ですが、その人の話がなくなってしまったときが2回目の死、本当の死だと思います。野村さんの話をすることで2回目の死がなくなる」と、野村氏のものまね継続にも前向きな様子だった。

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2020年2月11日のニュース