ハリウッド黄金期の名優カーク・ダグラスさん死去、103歳…日本とも深い関係、コーヒーCMでも有名に

[ 2020年2月7日 05:30 ]

映画「スパルタカス」に出演したカーク・ダグラスさん(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 映画「OK牧場の決斗」「スパルタカス」などで知られ、ハリウッドの黄金期を支えた俳優カーク・ダグラスさんが5日、死去した。103歳だった。息子で俳優のマイケル・ダグラス(75)がフェイスブックなどで公表した。亡くなった場所や死因などは明らかにしていない。

 マイケルは「父の人生はとても恵まれたもので、映画界での功績は世代を超えて語り継がれる遺産となる。慈善家としても地球に平和をもたらすために尽力し、歴史に名を刻んだ」と名優として歩んだ父の人生を称賛した。「私や兄弟にとってはただの父、孫たちにとっては慈悲深い祖父、そして妻のアンにとっては素晴らしい夫だった」と家族的な一面も明かした。

 ダグラスさんは1916年、米ニューヨーク州出身。同州の演劇学校を卒業し、第2次世界大戦時に海軍で勤務した後、俳優として本格的な活動を開始。「OK牧場の決斗」(57年)のドク・ホリデイ役をはじめ、「チャンピオン」(49年)、「炎の人ゴッホ」(56年)でアカデミー賞主演男優賞候補となるなど、その人気を不動のものとした。

 50年代半ばには自ら制作会社を設立し、スタンリー・キューブリック監督を見いだし出演した「突撃」(57年)、「スパルタカス」(60年)で製作総指揮を務めるなどプロデューサーとしての手腕も発揮。一方で、共産主義運動に関わった監督や俳優を映画業界から追放する「ブラックリスト」の撤廃にも尽力した。81年、文民に贈られる最も名誉ある「大統領自由勲章」を受章。96年に脳梗塞で倒れ、言語障害など後遺症が残ったが、その2週間後のアカデミー賞授賞式に出席し名誉賞を受けた。

 日本との関係も深かった。63年の出演映画「5月の7日間」の宣伝で来日した際に「三船敏郎に会いたい」と熱望し「赤ひげ」のロケ現場を訪問。三船さん、黒澤明監督と対面した。75~80年にはコーヒー「マキシム」のCMキャラクターを務めた。コーヒーカップを指でチーンとはじくシーンがおなじみで、スクリーンだけでなくテレビでも人気を博した。

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